じわじわとバイク関連書籍が増えていきます。
最近、Amazonで購入したのは寺崎勉著「新・野宿ライダー」です。
著者がバイクで野宿旅をしてきた体験とノウハウを惜しみなく公開しているのがこの本の特徴。
感想
テント設営場所の選び方をイラスト付きで解説したり、具体的な商品名を出しながら道具の使い勝手をレビューしたり、アウトドアクッキングの指南をしたり、野グソの方法を紹介したり…
どれも実体験に基づいて書かれているので、非常に説得力があります。
さすがサブタイトルに「心すれば野宿ライダーになれるかもしれない本」と銘打っているだけあります。
そして、雑多で小汚いアウトドア生活に美学すら感じられるエッセイも魅力的。
この本は既に絶版になっているので、中古本でしか手に入らないのが残念です。
また、執筆が1997年と20年近く経過しているので、かなり時代も変化しました。
例えば、食料の調達はコンビニで気軽に24時間どこでも行えるようになりました。とても便利になりましたね。
一方、スマートフォンやナビの登場で「電源管理」という新たな課題を現代の野宿ライダーは抱えています。
けれども、アウトドアのスキルは時代を超えても錆びないものがあります。
是非とも参考にしていきたいですね。
…とメチャクチャ影響を受けてしまいました。
本当はユースホステルやマンガ喫茶を点々とする日本一周の旅を想定していたのですが、キャンプ旅に変更しようかと迷っているくらいです(笑)